阿蘇山の噴火 自然は怖い 〇十年前の 修学旅行の思い出

阿蘇山へは 〇十年前に 修学旅行で 訪れた。

1学年600人ほどの公立高校で なかなかの大人数。

バスを降りて 草千里から みんなが 火口へ登り始めた。

私は 当時 友人と4人で 近くにはベテラン女性教諭のグループと歩いていた。

ロープウェイの看板を見つけた私たちは 高校生なので お金もあるし先生も足だの膝だの痛くなるとかで 

『乗っても良いわよね』の一言で 同行の写真屋さんと共に乗り込んだ。

 

すると ほんの数分で 山が曇りだし 登っていた同級生たちのかたまりは

促されて 途中から 下山し始めるのが見えた。

 

『あれ?』というわけで 私たち 約8名だけが 阿蘇山火口を見学出来てしまった。

一足早く スタンバイしようと 張り切っていた写真屋さんは 仕方なく 私たちだけを撮影して戻っていった。

 

火口には もしも噴火した場合の コンクリートの壁が作ってあったが 本当に一時しのぎで これで助かるのかと疑問な物だった。

 

後日 注文購入のため 廊下に 貼りだされた写真。

例の火口の写真は 『なんで火口で記念撮影した人が居るの?』など 何かと問題になってはいけないからと シークレット扱いとなり 写真屋さんが 女教諭らと私たち

に 『どうぞ』と下さった。

 

阿蘇山の名前が出ると 思い出す出来事だ。

 

どうか あまり 被害が大きくなりませんように。